静岡県外科医会

静岡県外科医会
会長海野直樹

令和6年4月の総会において、静岡県外科医会の会長を拝命いたしました海野直樹です。
静岡県外科医会は、県内の外科医が会員となり、相互の情報交換や学術的な研鑽、医療技術の向上を目的として活動する場であり、同時に日本臨床外科学会の地方支部としての役割も担っております。
近年、外科医療の進歩は著しく、内視鏡手術やロボット支援手術の発展など、治療の精度や患者さんへの負担軽減が大きく向上しています。一方で、安全で質の高い医療の提供に向けた取り組みは、これまで以上に求められています。
また、我が国の医療環境はますます厳しさを増しており、特に外科医を志す若手医師の減少と、それに伴う外科医の高齢化は喫緊の課題です。この問題は医療界だけでなく、社会全体で考え、解決策を見出していく必要があります。
本会では、若手外科医の学会発表の場を提供するとともに、県内外科医の交流を促進する目的で「静岡県外科医会集団会」を年2回開催しております。こうした取り組みを通じて、地域における外科学の発展に貢献してまいります。
皆様のご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。