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診療科・部門

歯科用検査



歯科用CTとは

歯科用CTは歯科に特化したCT装置で、コーンビーム方式を用いているためコーンビームCTとも言われています。
歯科用CT画像は歯や顎の骨を3次元的、立体的に様々な方向から診断することができます。そのため、インプラント治療だけでなく、親知らずの抜歯、歯周病、根管治療(歯の根の治療)など、あらゆる歯科治療に有効な検査方法です。

歯科用CTの特徴

  1. 装置がコンパクト
  2. 空間分解能が高い(最小ボクセルサイズ0.1mmでの診断が可能)
  3. 金属アーチファクト(画像の乱れ)が少ない
  4. 短時間で三次元画像を構築できる
  5. いわゆる通常のCTと比べて座ったまま撮影できるため閉塞感がない

使用機器

AUGE SOLIO ZCM

医科用CTと歯科用CTの違い

医科用CTと歯科用CTの大きな違いは撮影方法です。医科用CTは寝台に横たわり撮影を行います。歯科用CTは立位または座位(車イスなども可)撮影を行います。

撮影モード

当院の歯科用CT検査では、4種類のモードの中から検査目的に応じて最適な撮影範囲を選択し撮影を行います。(P-MODE/A-MODE/I-MODE)

歯科撮影用

パノラマ撮影 

歯や顎骨曲面を1枚の写真にします。歯や歯槽骨(歯茎)、上下顎骨、副鼻腔、顎関節の
状態を観察でき、歯の周囲全体を描出します。
立位の撮影ですが、椅子に座って撮影もできます。
撮影時間は約12秒です。
※ピアス・イヤリング・ネックレス・入れ歯・補聴器は写真に写るため外していただきます。

セファロ撮影

成長の発育や上下顎の大きさやズレ、形、噛み合わせなどの矯正治療による変化を評価
するための検査です。耳の位置で頭を固定し、毎回同じ位置や拡大率で撮影します。これにより治療前後の比較をします。
撮影時間は約1秒です。
※ピアス・イヤリング・ネックレス・入れ歯・補聴器は写真に写るため外していただきます。

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