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診療科・部門

診療放射線技術科


診療放射線技術科は、病気の診断・治療のため各種検査を実施しております。X線(レントゲン)を用いて 胸や骨などの身体のあらゆる部位の撮影をする一般撮影、脳・心臓・腹部などの血管系の診断および治療を行う血管造影、脳卒中・癌・外傷などの初期診断に欠かせないCT検査、強力な磁石を用いて精密診断を行うMRI検査、放射線医薬品を用いて病気の形態・機能評価を行う核医学部門、がん治療を行うリニアック部門、予防医学を推進する健診業務など多岐にわたる分野の業務を実施しております。これら業務はすべて国家資格を持った診療放射線技師が担当し「水準の高い専門的な医療を地域に提供する」を目標に日々努力しております。

※平成28年5月1日
医療被ばく低減施設認定を取得しました。(第65号)

スタッフ数

2024年4月現在
診療放射線技師 38名
事務員 5名

認定資格者数

第1種放射線取扱主任者:文部科学大臣(原子力規制委員会) 2名
放射線管理士:日本診療放射線技師会 9名
放射線機器管理士:日本診療放射線技師会 8名
医療画像情報精度管理士:日本診療放射線技師会 6名
放射線被ばく相談員:日本診療放射線技師会 3名
臨床実習指導教員:日本診療放射線技師会 3名
災害認定診療放射線技師:日本診療放射線技師会 1名
Ai認定技師:日本診療放射線技師会 2名
画像等手術支援認定診療放射線技師:日本診療放射線技師会 2名
シニア診療放射線技師:日本診療放射線技師会 2名
マスター診療放射線技師:日本診療放射線技師会 1名
医学物理士:医学物理士認定機構 3名
放射線治療専門放射線技師:日本放射線治療専門放射線技師認定機構 1名
放射線治療品質管理士:放射線治療品質管理士認定機構 1名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:日本乳がん検診精度管理中央機構 4名
上級磁気共鳴専門技術者:日本磁気共鳴専門技術者認定機構 1名
磁気共鳴専門技術者:日本磁気共鳴専門技術者認定機構 1名
X線CT認定技師:日本X線CT認定技師認定機構 6名
核医学専門認定技師:日本核医学専門認定技師認定機構 2名
PET核医学認定技師:日本核医学会 4名
血管撮影インターベンション専門診療放射線技師:日本血管撮影インターベンション専門診療放射線技師認定機構 1名
診療放射線技師実習施設指導者:医療研修推進団体 4名
救急撮影認定技師:日本救急撮影技師認定機構 1名
胃がん検診専門技師:日本消化器がん検診学会 2名
胃がんX線検診読影部門B資格検定:NPO法人日本消化器がん精度管理評価機構 1名
医療安全管理者 1名

各種検査の詳細

一般撮影

一般撮影は人体にX線を照射し、透過したX線を検出器で読み取り、画像にすることで体内の様子を知ることができる画像検査です。一般撮影はX線撮影やレントゲンとも呼ばれています。

乳房撮影

乳房撮影専用装置を使用して撮影するX線撮影のことで、マンモグラフィとも呼ばれます。触診だけでは分からない小さなしこりや、石灰化という小さな病変も抽出することができます。

X線テレビ検査

X線を用いた透視動画像が観察可能な検査です。消化器領域ではバリウムなどの造影剤の体内移動を観察しながら、整形領域では骨折や脱臼などの評価を関節可能させながら観察し診断・治療を行うことができます。そのほか、消化器外科・泌尿器科・婦人科領域などでも重要な検査です。

MRI検査

強力な磁気と電波を用いて身体を鮮明に描出する検査です。

CT検査

脳・肺・腹部・脊椎など全身のあらゆる部位を短時間で検査可能で、初期診療、救急医療には欠かせない検査です。

血管造影検査

カテーテルなどから血管内に造影剤を注入し、血管の形態や血流状態を連続的に撮影し、血管の病変を診断・治療する検査です。診断のみならず、血管の狭窄部位を拡げる血管拡張術や腫瘍を栄養する動脈を人為的に閉塞させる動脈塞栓術など血管内治療も盛んに行われています。

骨密度検査

加齢などによる骨密度低下が原因である骨粗鬆症の診断や骨折リスク評価を簡単に素早く行うことができる検査です。

歯科用CT検査

歯科用CTは歯科に特化したCT装置で、三次元的な画像診断が行えるため埋没歯などの小範囲の疾患の診断からインプラントの術前検査など多岐にわたって有用な検査です。

核医学

微量な放射線を放出する放射性医薬品を体内に投入し、その放射性医薬品が特定の臓器や組織に取り込まれた後に放射線を放出する様子をガンマカメラと呼ばれる装置で撮影し、その分布や身体の各部分の形態および機能(働き)を画像にする検査です。

リニアック

身体の表面や、奥にある病気を治療。患者さんへの侵襲は少なく、患者さんの生活の質を尊重しながら治療計画を立てます。

健診業務

市民の皆様の健康を守り、安心な暮らしを継続するために、がんの早期発見を目的に、胃がん・肺がん・乳がん健診事業を推進しています。啓蒙活動にも取り組んでおります。

被ばく低減活動(医療被ばく低減施設認定:平成28年5月1日第65号認定)

X線装置の被ばく線量の測定・低減事業・患者さんへの被ばく資料の提供等、広報活動も積極的に行っております。
お手数ですが、診療放射線技術科に関するお問い合わせは053-451-2719(技師室直通)までお願いいたします。
対応時間(月~金曜日:8時30分~17時00分)
その他の時間は当直業務のためご遠慮申し上げます。
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