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診療科・部門

顎変形症手術について



顎変形症とは

上顎あるいは下顎が、小さいまたは大きく前へ伸び過ぎていたり、上下の歯のかみ合わせが大きくずれてしまっていたり、
顔が非対称で歪んでいたりする状態を、「顎変形症」と呼びます。
顎変形症手術とは、顎の骨の大きさの不調和を整えて、良好なかみ合わせへと改善することが可能です。
顎変形症は、歯列矯正治療だけではかみ合わせを治すことが出来ず、顎変形症手術を併用して治療する必要があります。

顎変形症の病態一覧

顎変形症に対する手術一覧

当科で実施している顎変形症手術の特徴①

顎変形症手術においては顎の骨を削ったり、割ったりする複雑な操作が必要になります。一般的に手術が長時間となる場合や、合併症として術中の大量出血のリスクがあります。
しかしながら、当院での手術時間は、比較的短時間で、術中出血量も少ないため、基本的に他施設で行われているような自己血の事前準備は不要です。
<当院での手術時間・出血量一覧(2017年のデータより)>
術式 手術件数 手術時間 出血量 入院期間(日)
(分) (g)
上下顎骨形成術 6 174 116 14
(最長206/最短165) (最大200/最小64)
下顎骨形成術 41 90 27 9
(最長115/最短61) (最大150/最小5)
その他 1 113 10 9

当科で実施している顎変形症手術の特徴②

顎変形症手術において、骨切りした骨同士を固定する場合、一般的にはチタン製のプレートを使用します。
チタン性プレートは強度に優れますが、術後に摘出する必要性があります。
当科では従来のチタン性プレートの他、吸収性プレートを用いた固定も選択可能です。
吸収性プレートは基本的に摘出する必要がありません。

吸収性プレートの形態

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